すっかり時が過ぎていってしまいました。
ハワイ疲れからか、風邪をこじらせ寝込んでおりました。ばれないように知らないふりしてたのに、やっぱり身体は正直、嘘をつけませんでした。
さて思い出しながら続きを書こうと思います。
強い西風に乗って、ハワイまでのフライトはあっという間。どきどきしながらなんとか入国審査はパス、ホッと安心していたらきれいな女性の係官に「ちょっとこっちにきなさい」と手荷物検査に呼ばれ、すべての荷物を開封、検査されてしまいました。ギター背負ってたからかな、人相悪くて不審者に見えたかな、などとあれこれ思いながら緊張の時間を過ごしました。
空港出口で無事、メンバーの皆さんと合流。レンタカーを借りてそのまま向かったのが、「えひめ丸事故」の17回忌の記念式典。見晴らしの良い芝生の公園には、ハワイの関係者、宇和島高校からの生徒代表の皆さんや、息子さんを事故で失ったご家族の方々、たくさんの方が参列なさっていました。遠く離れた場所で起こった事故は、自分とは縁遠く他人事のように思えていたのですが、一緒に参列させてもらい、胸に深く感じるものがあり、悲しみがこみ上げてきました。亡くなられた生徒さんのなかで唯一ご遺体が見つかっていない生徒さんのお父様がご父兄代表で挨拶なさいました。
ウクレレプレイヤーとして世界的に有名な「ジェイクしまぶくろ」さんがソロで追悼の曲を演奏なさったあと全員でレイの献花をして式は終わりました。